レッドリスト委員会
IUCNレッドリスト委員会が種の保存委員会(SSC)の生物多様性評価に関する作業を監督し、指導する。これには、『IUCN絶滅危惧種レッドリストTM』に関する責任と、種情報システム(SIS)の機能に関する助言が含まれる。SISはIUCNレッドリストのデータを管理するために使われるシステムである。
レッドリスト委員会は、生物多様性評価に関するIUCN種の保存委員会の作業の科学性に関する標準を設定しており、これらの標準の適用についての指針を作成し、『IUCNレッドリスト』の特定の分類群の掲載に対する請願の評価が、専門的かつ公正におこなわれていることを保証し、生物多様性評価をおこなっているほかの組織と協力している。
レッドリスト委員会は、レッドリスト・パートナーシップ、IUCN種の保存委員会、IUCNグローバルスピーシーズプログラムの各代表と何人かの外部委員から構成されている。レッドリスト委員会の構成メンバー、様々な作業部会と付託事項、その他の重要文書はIUCN種の保存委員会のウェブサイトで参照できる。