IUCNレッドリストとは?

IUCN絶滅危惧種レッドリストは、動物、植物、菌類の種の保全状況と人間の生計との結びつきに関する世界で最も包括的な情報源です。

種は生命の根幹です。種が失われると、私たちの生活の質や、安定した経済活動も失われます。種を守ることは、生物多様性や、私たちが生きていくのに必要な天然資源を供給する生態系を守ることになるのです。

IUCNレッドリストには、生物種への脅威や生態的要件および生息環境、そして絶滅を減少、防止するための保全活動に関する詳しい情報が含まれています。

これは過去、現在、そして予測される脅威に基づき、種の絶滅リスクを評価するための客観的な制度に基づいています。

種の評価は、厳格なIUCNレッドリストカテゴリーと基準を用いた標準化されたプロセスに従って実施されており、高標準の科学的文書、情報管理、専門家レビュー、妥当性が確保されています。

個体群の傾向・サイズ・構造および分布範囲に関連した基準に基づいた8つのIUCNレッドリストカテゴリーがあります。深刻な危機、危機、危急に分類される種をまとめて「絶滅危惧種」としています。

個体群の傾向・サイズ・構造および分布範囲に関連した基準に基づいた8つのIUCNレッドリストカテゴリーがあります

 

IUCNレッドリストは、IUCNグローバルスピーシーズプログラム、種の保存委員会(SSC)、そしてIUCNレッドリストパートナーシップによって作成され管理されています。

IUCNレッドリストパートナーとは:アリゾナ州立大学;バードライフインターナショナル;植物園自然保護国際機構;コンサベーションインターナショナル;NatureServe;英国王立キューガーデン;ローマ・ラ・サピエンツァ大学;テキサス A&M 大学;ロンドン動物学会

IUCNレッドリストは保全活動の出発点です

IUCN threat categories in Japanese

 

IUCNレッドリストはどのように使われているか?

  • 科学的な研究のガイド
  • 政策と条約への情報提供
  • 資源の分配への影響
  • 保全計画への情報提供
  • 意思決定の改善
  • 普及と啓発
  • IUCNレッドリストのウェブサイト
  • 保健管理


私たちが目指すのは、IUCNレッドリストをより完全な“生命のバロメーター”にすることです。種の評価に対する広範な分類学的基礎により、より良い保全と政策決定が可能になります。

暫定的な目標として 16 万種の評価が提案されており、この意欲的な計画にかかる費用は推定 65 億円とされています。

  • 評価目標は 160,000 
  • 2016年までに評価された種 – 85,604 種
  • 記載済みの種 - 1,889,587 種

IUCNレッドリストをより完全な “生命のバロメーター” にするために、IUCNとトヨタ自動車は5年間のパートナーシップを結びました。トヨタは 28,000 種以上の生物種の地球規模での評価を支援しています。

IUCNレッドリストがより完全な “生命のバロメーター” になるには、評価を実施する専門家を増やすこと、毎年評価される種の数を大幅に増やすこと、そして定期的な再評価を実施することが必要です。

 

ご協力頂くには……
詳細、お問い合わせは iucnredlist@iucn.org または
www.iucnredlist.org/donate まで

 

 

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